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 『時間を守る』ということは「習慣」ですか。それともその人が「持っている力」ですか。私は,時間を守ることは「習慣」だと思います。
 2学期に志村けんさんは,「遅刻して『すみません』という言葉で一日を始めたくないから」と考え,誰よりも早く仕事場に入られるという事を紹介しました。このことは,志村さんが周りに対する気配りから培われた「習慣」だと思います。
 また,日本の鉄道会社では電車の到着が1分でも遅れると,駅の放送や車内放送でお詫びのアナウンスが必ず流れます。
 これも,到着予定時刻に遅れないように鉄道会社で働く方々が自分の役割を自覚し,絶対遅れないようにと努力していることが,当たり前のように『時間を守る』という「習慣」につながっているのだと思います。つまり,日々の努力によって習慣化されているという事なのです。
 最近,君たちの登校時刻が早くなって来ていると思います。しかし,まだ,生徒会が勧めている時刻以後に登校する人がいるのも現実です。
「心が変われば行動が変わる  行動が変われば習慣が変わる  習慣が変われば人格が変  わる  人格が変われば運命が変わる」という言葉があります。
 ぜひ,『時を守り,場を清め,礼を正す』の1つである『時間を守る』ということが全校生徒の努力で,当たり前のように『習慣化』されることを心から期待しています。

 2学期に「かごしま県民のための自転車の安全で適正な利用に関する条例」が施行され,10月1日から中学生以下の児童・生徒が,道路において,自転車を運転するときは,ヘルメットを着用しなければならなくなったという事を話しましたが,しっかりとヘルメットを着用していますか。
 先週末,市街地で車を走らせていると,ヘルメットを着用することなく自転車を運転している生徒の姿を何組か見かけ,非常に残念な思いをしました。
 現代は,自動車社会と言われ,いつ,事故に巻き込まれ被害者になるか分かりません。自転車に乗っていて事故に巻き込まれ,病院で診察を受けた中学生までの子どもの6割が頭部にけがをし,重症を負った子どもは全員がヘルメットをかぶっていなかったと大学の研究グループが調査結果を報告しています。
 重症を負った子どもの中には,脳挫傷や脳出血などで治るまでに数か月かかったり,様々な後遺症が残ったこともあったということです。
 調査した研究者は「ヘルメットをかぶっていたら軽く済んだと思われるケースもあるので,親は子どもにヘルメットをかぶらせてほしい」と話しています。
 昨年10月に施行された「かごしま県民のための自転車の安全で適正な利用に関する条例」は,「自転車を運転するときにはヘルメットを着用しましょう」という努力目標ではありません。現時点では罰則はありませんが,「自転車を運転するときにはヘルメットを着用しなければならない」ということが義務なのです。
 「自分の命と安全は,自分で守る」という意識を高め,安全運転を心がけるとともに,事故の被害者にも加害者にもならないように自転車を利用するときは,ヘルメットを着用してください。

 果物や野菜など食べ物には,新鮮で美味しく食べられる時期である「旬」と言われる時があると言われています。食べ物の「旬」は,その食べ物が最も良い時期の10日間を意味するのだそうです。
 では,「勉強」にも「旬」という時期があるのでしょうか。君たちはどう思いますか。
 実は勉強にも食べ物と同じように,「勉強しなくてはいけないな
」とか「勉強って必要だな」と感じ,学習意欲が高まる「旬」の時期があるのです。それは,テストが終わってからテストを返されるまでの約10日間の時期なのです。
 君たちのテストへ向けての学習には個人差があったと思いますが,「もう少し勉強していれば,ここはできたのにな」と反省させられた問題は必ず有ったことだと思います。その思いが勉強の「旬」につながる思いなのです。
 「もう終わったからいいや」ではなく,「もう少し勉強していれば」というその思いを大切に,ぜひ,この週末,再度問題用紙を開き,「もう少し」と思った問題に挑戦してみてください。また,自分だけでは解けない問題については,各教科の先生に質問してみてください。
 きっと,テスト前の勉強よりも「分かった」と感じることができると思います。
 君たちが,学習の「旬」の時期を活かし,次へと新たな一歩を踏み出してくれることを心から期待しています。