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 友だちって何だろうと考えたことありませんか。
 童話作家の工藤直子さんの詩に『友情というのは,まるで猫みたいだ。手に入れたいと追い掛け回すとするりと逃げていく。忘れていると,いつの間にかほっこり膝の上に座っていたりする。』という詩があります。
 映画評論家の淀川長治さんの言葉に『相手が自分のことをどう思おうと,自分はみんなのことが好きなんだと思っていると,心配がなくなって,とても元気な気持ちになってきます。』という言葉があります。
 良い友情,良い友だち関係とは,やりたいことを一緒に決められる。何でも平等にわかちあうことができる。お互いに信頼し合える。どんな問題も,力を出し合って一緒に乗り越えられる。いい時も悪い時も,頼りあえる対等な関係のことです。
 このような関係は,すぐできるとは思えません。時には言い争いやケンカをすることもあるでしょう。しかし,相手を信頼してぶつかれば相手もまた,信頼してくれるはずです。
 君たちは,今,友達関係で悩みながら信頼できる友だちを探す途中です。時には迷ったり悩んだりする事もあると思いますが,良い友達関係を築くためにも工藤直子さんの詩や淀川長治さんの言葉を思い出して友だち創りにチャレンジしてほしいと思います。

 『上達の秘訣は 日に一度』という言葉を小学校時代の担任の先生に教えられたことがあります。
 その時,担任の先生は,「続けることが大切だとみんな分かっているけど,人は続けられない。だから『今日だけはやろう』と思って実行してみる。その思いで毎日毎日を過ごせば1年365日になる。そして,その分だけ人は確実に成長するんだよ」と教えてくださった。
 君たちは,平成29年度がスタートした時,もしくは2学期がスタートした時に学習面や生活面の目標を立て,実現へ向けて取組んできたことだと思いますが,目標が実現できた人,また,そうでない人と様々だと思います。
 目標を達成できなかった人は,「今日から目標を実現するために,毎日頑張るぞ」と意気込んでスタートを切ったものの,いろんな理由でやろうと思ったことができない日があり,「今日ぐらいはいいか」,そして,そういう日が重なり「もういいかな,もう諦めよう」となった人が多かったのではないかと思います。
 目標を設定し,スタートを切る日は,決して年の初めの元旦や学期初めの始業式の日でなければならないという事はありません。
「こういう風になりたい」と思い立った日が,目標設定の日でいいのです。そして,その日から『今日だけはやろう』と思って続けることが大切なのです。
 『上達の秘訣は 日に一度』,どんな小さなことでも1年続けられれば,必ず大きな力になります。今日がスタートです。頑張ってください。

 先日,公民館の掲示板に『世界で一番綺麗な言葉 それはきっと心のこもった「ありがとう」』という言葉が書かれていました。
 人は,「ありがとう」とさりげなくお礼を言われたらよい気持ちになります。しかし,なかなか素直に「ありがとう。」と言えないものです。
 みんなが,少し相手のことを気にかけて「ありがとう。」と言えたら,人間関係がなごみ,心が温かくなるのを感じるものです。
 「ありがとう」は綺麗な言葉であると同時にとても大切な言葉です。私たちは,何かしてもらったら「『ありがとう』ってちゃんと言うのよ」と教えられてきました。
 でも,本当に大切なのは「ありがとう」の言葉だけではなく,その気持ちを伝えたいと思う「心」なのではないでしょうか。感謝の気持ちを「ありがとう」という言葉に乗せて相手に伝えることが大切なのだと思います。
 2学期もあと5日,一緒に活動してきた友だちに,同じクラスで頑張ってきた友だちに,同じ部活動の友だちに,いろんなことを教えてくださった先生方に心のこもった「ありがとうございます」と感謝の心を伝えてみませんか。
 その「ありがとう」という一言が,きっと3学期のスタートの大きなエネルギーになると思います。「ありがとう」は本当に綺麗な言葉だと思います。挑戦してみてください。