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  今日は,「先にあいさつ 気持ちいい」という男子中学生の作文を紹介します。
  ぼくは,通学で最寄り駅まで自転車に乗って行く。駐輪場にいつも元気なあいさつをしてくれる人がいる。でも,ぼくは小学校の時からあいさつが苦手だった。恥ずかしかったからだ。駐輪場の人にも一応会釈はしていたが,声に出してあいさつすることができなかった。申し訳ない気持ちになりながら,学校に行っていた。
  だけど,しばらくたったある日,ぼくは思い切ってあいさつを返してみた。少し緊張したけれど,その日はすがすがしい気分だった。 次は自分からあいさつしてみようと思った。翌日,ぼくは見事先にあいさつすることができ,その人はいつもより笑顔だったと思う。 ぼくはその日を境に,あいさつにとても良いイメージを持てるようになった。と同時に,先にあいさつすることを心掛けるようになった。
  あいさつは,してもされても気持ちがいい。これからも先にあいさつしていきたい。
  どうですか,共感できる事ありませんか。小学生のころは,大きな声であいさつができていたのに,中学生になって思春期を迎え,何となくあいさつをすることが苦手に感じたり,恥ずかしかったりで,声が小さくなり,あいさつができなくなっていませんか。
  でも,ちょっと勇気を出して「おはようございます」と声に出すだけで,紹介した男子中学生と同じように「すがすがしい気分」になったり,相手の人から笑顔をプレゼントしてもらえるのではないでしょうか。
  明日から,勇気をもって「先にあいさつ」実行してみましょう。

  「声のものさし」という言葉を知っていますか。声の大きさには,「時と場所に応じた声の大きさ」があり,それを表すのが「声のものさし」だと言われます。
  話す相手の人数や場所に応じて声の大きさや強弱を意識し,変えることが相手を思いやるマナーでもあります。
  例えば,教室で発表する時に端の方まで声が届かなければ,せっかくの発表した内容が伝わらないし,1対1のペア学習では,隣のペアが話しづらくなる声の大きさは,学習の雰囲気を壊してしまいます。
  指名されて発表する時の声は小さいのに,グループ学習になると声が大きくなり,隣のグループの話合いを邪魔してしまうだけでなく,教室中に響く大きな声になってしまい,学習の雰囲気を壊してしまこともあります。
  また,公共の場所などで場にふさわしくない大声は,そこにいらっしゃる方々の時間や楽しい雰囲気をも壊してしまうことにもなってしまいます。
  今,君たちは学校という小さな社会の中で,将来,社会人として生きていくためのマナーを学習しています。学校生活の中には,教室での学習,体育館や校庭での学習,一人での学習,ペア学習,グループ学習と数多くの学習の場があり,その場と時に応じた声の大きさ,つまり「声のものさし」が求められます。
  また,「声のものさし」を身に付けることが,相手を思いやるマナーとなり,将来の君たちを支える大きな力となると思うので,ぜひ,「声のものさし」を意識した生活を心がけてください。

  二学期が始まって1カ月が過ぎました。始業式から2週間,体育大会成功へ向けて取組む姿には,君たちの心の成長を感じさせられました。
  このことは,地域の方々や保護者の方々も体育大会で一生懸命取り組む君たちの姿を見て,多くの感動と受け,大きな賞賛をくださいました。
  これは,2週間で創り上げ,当日,一つの目標に向かって取組む姿と行動が,多くの人々に感動を与えたという証なのです。
  では,なぜ,そんなに多くの人に感動を与えられたのでしょうか。
  日米のプロ野球で活躍された松井秀樹さんの座右の銘に「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」という言葉があります。
  この言葉に例えると,君たちが心が変わったので,君たちの心が揃ったので,行動が変わり,多くの人に感動を与えられたのです。 君たちの心が変わったので,時間前に全校生徒が集合整列が完了し,黙想をして授業開始を待つことができたのです。
  では,体育大会が終わってからの2週間はどうですか。体育大会前と何か変わったところはありませんか。
  できたことが,できなくなっていることはありませんか。人の行動は,心の持ち方一つで変わるものです。体育大会の前後の君たちの行動の変化がそれを表していませんか。
 「出来たことができなくなる」ことが一番淋しいことです。できるようになった事の上に新たに何かを創ろうと思いませんか。君たちには,その力があるはずです。
  再度,「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」という言葉を紹介して話を終わります。