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「インプット勉強法」「アウトプット勉強法」

令和4年2月2日(水)
「インプット勉強法」「アウトプット勉強法」
 効率よく勉強するためには「インプット勉強法」と「アウトプット勉強法」のバランスを保つことが大切です。
 「インプット勉強法」とはいわば必要な知識を覚える作業です。例えば,英単語を覚えたり,漢字を覚えたり,因数分解の仕方を覚えたり,歴史の出来事を覚えたりなどです。インプット無しには何の問題も解くことはできません。しかし,インプットをしたからといって試験の問題が全て解けるようにはならないです。
 「勉強したのに点数が伸びない」や「解いたことがある問題なのに,いざ試験となるとできない…」などという経験をしたことがある生徒も多いと思います。これはインプットに比べ,アウトプットが圧倒的に足りていないからです。
 「アウトプット勉強法」とは,インプットで覚えた知識を使う練習をすること,あるいはインプットで覚えた知識を応用することです。具体的には,演習問題をすることです。自分で演習問題に挑戦することで本当の意味で実力がつくのです。
 インプットとアウトプットのバランスを良くするには,ほとんどの生徒の皆さんに足りないアウトプットの時間を増やすことです。
今までは「インプットを完璧にしてから次に進み,またインプットをして」のような勉強法の生徒が多いと思いますが,インプットを完璧にする必要はありません。大体半分を超える程度がインプットできた,と思ったらアウトプットに移って良いのです。そしてアウトプットの中で,必要な知識が足りていなければ,そこで自覚してアウトプットしながら覚えていけば良いのです。
 問題を解く段階で,半分以上間違えるとか,問題の意味が全くわからない,という場合はインプット不足ですから,インプットしてから演習に臨みましょう。
 インプットばかりも,アウトプットばかりも良くありません。しかし,多くの場合「アウトプット勉強法」が不足している状況を考えて,自宅での勉強を進めてください。