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新型コロナによる人権侵害はしてはなりません

令和4年1月27日(木)
新型コロナによる人権侵害はしてはなりません
 新型コロナウイルス感染症の重篤化防止が期待されるワクチンですが,接種は強制ではなく,あくまでも任意です。接種を受けない人には,持病やアレルギーが様々な理由から接種できない方もいます。ですから,ワクチンを接種していない人に対して,接種の強制や差別,仲間外れなどをすることなどがないようにしましょう。
 また,感染の不安などから,感染された方々やその家族をはじめ,医療関係者,外国人の方々,また,私たちの日々の生活を支えてくださる事業者や施設や店舗の方々などに対する,偏見や差別,誹謗中傷なども見受けられます。さらには,インターネット上での心ない言動などもあるようです。
 差別や誹謗中傷は決して許されないことです。新型コロナに限らず絶対に差別や誹謗中傷をしてはなりません。感染者を非難したり特定するような行為,個人情報をインターネット・SNSに載せたり,これらの情報をむやみに拡散することなども許されません。
 新型コロナウイルス感染症に関して,いろいろな情報が飛び交っていますが,中には正確でなく事実とは異なる場合もあります。
 このような情報に惑わされることなく,厚生労働省や志布志市などの公的機関が提供している正しい情報に基づき,人権に配慮した冷静な行動をとってください。
 新型コロナウイルス感染症は,誰にでも感染しうる病気です。目には見えないウイルスに不安や恐れを感じることもあるでしょうが,一人ひとりがお互いを思いやり,支えあうことが大切です。
 立ち向かうべき相手はウイルスであって人ではありません。
 それぞれの立場で今できることをしながら,協力し合っていきましょう!