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授業を聞いていますか

令和3年6月29日(火)
授業を聞いていますか
 皆さんは授業を聞いていますか?もし,聞いていない人がいるとしたら,1時間の授業50分が,無駄になるので,今すぐ聞くようにしてください。
 しかし,聞いているだけでは足りないのです。授業を受けているだけでは成績を上げることは難しいのです。これは一体どういうことでしょうか。
 「授業」という字の意味を考えてみましょう。授業は「業(ぎょう)を授ける(さずける)」と書きます。これを,柔道で置き換えてみましょう。例えば,先生が皆さんに「背負い投げ」を伝授(でんじゅ)してくれるとします。最初は先生が背負い投げをしているのを見ていることでしょう。次に,先生に投げてもらいます。最後に自分も投げてみる,という流れで「背負い投げ」を身につけるはずです。
 授業でも,先生が問題を解いているのを見ているだけでは,問題を解けるようになりません。自分でも解いている。分からないときは質問する。そして,最初から解いてみるといいでしょう。
 私は,さらに先生のまねをすることをお勧めします。先生のまねとは,先生がした授業を,そのまま別のクラスであなたが再現できることです。先生から「次のクラスの授業はあなたがやってね。」と言われて,「分かりました!任せてください」と言えるようになるということです。自分で授業をするためには,先生がどのように説明したか,質問に答えたか,なども覚えないとなりません。大変です。しかし,それができたらいつでも先生の授業を思い出せるのです。
 基本的に定期テストは授業でやったことが出ますので,授業をそのまま覚えることができれば100点とれます。先生が何を発言したのかまねをして全部覚えるのです。もしかしたら,ダジャレや雑談などを言う先生がいるかも知れません。でも,そのまま覚えましょう。