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『英単語は「すき間時間」に見て覚えよう』

令和3年1月27日(水)
英単語は「すき間時間」に見て覚えよう
 英単語を覚えるのに,自作の単語帳を作成している生徒もいると思います。また,便利な市販の単語帳を使っている生徒もいるかも知れません。単語帳は,常にカバンの中に入れて持ち歩き,すきまの時間を使って覚えることをお勧めします。
 たとえば,食事の前や迎えの車を待っているときなど,私たちの生活には意外に多くのすきま時間があります。そんな時間に,ボーッとしているだけではもったいないので,数分でもいいから単語帳をさっと開くのです。
 あくまでも,すきま時間を利用する勉強ですから,意気込む必要はありません。書いてあることを淡々と読んでいくつもりでいいのです。
 もちろん,単語は一度ではなかなか覚えられません。そこで,こまめに単語帳を開くことで,何度も繰り返して頭に刻み込んでいくわけです。
 単語帳は,例文がしっかり付いているものが好ましいです。文を読むことで,その単語がどのような使われ方をするのかを理解できるからです。中学校で習う英単語数は約1200語です。また,中学卒業段階の英語力と同等の英検3級の合格レベルは,2100語程度です。1日20個ずつ見るならば,2ヶ月で中学校で習う英単語,そして4ヶ月で英検3級や高校入試で必要な英単語を見終えることができます。そしたら,もう一度最初から読んでいきましょう。それを繰り返すことで,「この単語は別のところにも出てきたぞ」「この前授業で習った単語だ」などという体験が増えてきて,中学校で習う英単語は確実に自分のものになっていくはずです。
 ここで再度確認したいのは,単語帳を読むのは,あくまですき間時間の活用法であることです。自宅で30分や1時間というまとまった時間がある時は,それに見合った学習に取り組むべきです。
 人の邪魔にならず,しかも空いている時間を有効に使う。こうした時間の管理法を身に付けるのも,勉強の一つだと思います。