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『本気』

令和2年9月28日(月)
『本気』
 今日は,書家の相田(あいだ)みつをさんの「本気」という詩を紹介します。
なんでもいいからさ
本気でやってごらん
本気でやれば
たのしいから
本気でやれば
つかれないから
つかれても
つかれが
さわやかだから

 相田みつをさんは,何でもいいと言っていますが,まずは,皆さんが好きなことを本気でやったことを思い出してください。部活動でもゲームでも趣味でも,全身全霊を傾け全力でやったときのことを思い出してください。自分の好きなことに本気で全力で取り組んだなら,楽しかったはずだし,あっという間に時間が過ぎてしまったことでしょう。
 さらに,誰しも疲れた経験があることと思いますが,疲労困憊(ひろうこんぱい)で疲れ切って全く動けなくなったなんてことはなかったはずです。恐らく,心地よい疲れで,やり遂げた充実感で一杯だったことと思います。
 これからの人生,好きなことだけでなく,苦手なこと,やったことがないことなどに挑戦することもあると思います。そんなときは,せっかくやるのだから『本気』で取り組みましょう。『本気でやれないから困っているのですよ』という人がいるかも知れませんが,まずは『本気』でやることを決意し,『本気』で最後までやり遂げてみてください。これからの人生がきっと楽しく,さわやかになるはずです。