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令和2年1月29日『伝統は,守らなくても受け継がれるもの』

 暦の上では「大寒」が過ぎ,日一日と寒さが緩み,春へと一歩一歩近づいている中,先週から今週前半にかけて冷たい雨でしたが,君たちはどのようにして登校してきましたか。
 防寒具に身を包み,傘を差しながら歩いて登校する人,雨合羽を着て自転車で登校する人,雨だったため保護者の方に車で送ってもらった人とそれぞれだったことと思います。
 この3年間,「8時5分までに生徒玄関を通過し,8時10分までに着席」することは,『時を守る』事であり,「朝読書等の準備を済ませ着席する」ことは,周りの人への思いやりを持つことであり,場の雰囲気を創ることにもなるので,『場を清め,礼を正す』事になるということを伝えてきました。そして,様々な儀式や集会の中で『時を守り,場を清め,礼を正す』ことが,将来,社会人になった時に大きな財産になることを話をして来ましたが,君たちは実行できていますか。
 中には,「今日は寒かったから遅れてしまった。」とか「今日は雨が降っていたから遅れてしまった」と言い訳を考えている人はいませんか。
 社会人になると,寒かろうが雨が降ろうが「時間を守る」ということが信頼を創る第一歩になるのです。ぜひ,全校で『8時5分生徒玄関通過,8時10分着席』を達成し,みんなの力で「当たり前のことが当たり前にできる学校」創っていきましょう。