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令和2年1月27日『友情は喜びを二倍にし,悲しみを半分にする。』

 『友情は喜びを二倍にし,悲しみを半分にする。』これは,ドイツの詩人であるシラーの言葉であり,友だちの大切さを表した言葉だと思います。
 今,志布志中の伝統的な活動になっている生徒会活動でのボランティア活動や常時活動は,学校生活をより良くするために互いに声を掛け合い,協力し合いながら寒い中,ほうきを握る姿や挨拶をする姿,時間を守ろうとする姿としてチーム力を表し,君たちの成長の喜びが,君たちの活動を支えてくださっている先生方や保護者・地域の方々に二倍,三倍,いやそれ以上の喜びとなって伝わっています。
 逆に今,君たちは,学校と言う小さな社会の中で生活を行っています。当然,自分と全く同じ考えを持つ人は一人もいないので,時には,友だちと考えがぶつかり,傷つき,悩み,辛い思いや悲しい思いをしている人がいます。そんな時は,一人で悩むのではなく,友だちに自分の悩みや悲しみ等を聞いてもらうだけで,悩みや辛さが半分になるものです。私自身,辛い時や悲しい時に友だちにその想いを聞いてもらい,どれほど助けられてきたか分かりません。
 3学期も後2カ月,『喜びを二倍にし,悲しみを半分』にできる友だちを一人でも多く創れるように努力し,『友だち』という一生の宝物を増やしてくれる事を心から願っています。