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令和2年1月20日『緊張した後の解放感と達成感は,緊張しなければ味わえない。』

 昨日,鹿児島市の宝山ホールで「春の祭典」が行われ,2年4組の生徒たちが2時間近くバスに揺られ会場に着き,会場内でのリハーサル,そして,張りつめた雰囲気と緊張が最大に高まる中,発表が始まりました。緊張を振り払いながら歌声が会場に響き渡り,会場からも大きな拍手が寄せられ,終わった後の4組の生徒たちの安堵感と解放感による笑顔はとても素晴らしいものでした。みんなで大きな拍手を贈ってあげてください。
 2年4組の生徒たちは,出番が近づくにつれて,心や体が張り詰める「緊張している」という感覚を味わったことだと思います,考え方を少し変えてみると「緊張している」ではなく,「緊張させてもらった」と考える事はできませんか。「緊張させてもらった」という事は,「春の祭典という大きな場で発表する場を学級として勝ち取ることができた。」「多くの人たちに支えられて宝山ホールという大きな会場に立つことができた」という喜びや感謝に気付くことができるのではないでしょうか。
 また,「緊張させてもらった」と考えることで,今後経験する様々な試練に立ち向かう勇気と行動力も身につくと思います。『緊張した後の解放感と達成感は,緊張しなければ味わえない。』という言葉もあります。この解放感と達成感は,試験・試合・発表・面接等へ向けて一生懸命取り組み,その場を乗り越えなければ味わうことはできません。
 これから試験・試合・発表・面接等様々な緊張する場面に直面していくことだと思いますが,その緊張を乗り越えると解放感と達成感等を味わえるという事を信じて,困難な事にも立ち向かっていってほしいと思います。