Skip to content

令和2年1月16日『掃除は自分の内面と向き合い,心を磨くひととき』

 3学期が始まって約1週間が過ぎ,校門横の梅がつぼみを膨らませる季節となりました。
 先日,地域の会に出席すると地域の方が「先生,校門周辺など花々が植えられ,本当に明るい雰囲気ですね。」と声をかけてくださいました。生徒会が中心となって,朝の「ほうきの目運動」に多くの生徒たちが参加してくれたり,地域の方々と一緒になって花植えをしてくれたりしていること等の積み重ねが,「明るい雰囲気」として評価していただいたのだと思います。
 光明寺の僧侶の方の言葉に「掃除は自分の内面と向き合い,心を磨くひとときだ」という言葉があります。日本の小・中学校では,掃除は生徒と先生たちが行うのが当たり前です。これは,掃除が「汚れを落とす」だけではなく,「心の内面を磨く」事に繋がると考えられているためです。教室も自分の一部であり,教室が散らかっていると落ち着かなかったり,掃除をして教室がきれいになると気持ちが良くなったりするのは,掃除と心が直結しているからです。
 掃除ってすごいと思いませんか。『掃除』はやればやるだけ成果が目に見えて来るものです。君の目に映る光景は,君の心です。
 放課後,校内を見回った時の教室の風景も1年前とは見違えるほど整い,机・椅子が整然と並ぶ教室の風景は,心を和ませてくれます。つまり,教室そのものが君たちの心なのです。
 しかし,心は様々なことに影響され,変化するものです。「安心」はやがて「慢心」に変わり,大切な事が見えなくなってしまうものです。これからも今まで以上に成長するためにも,無言で掃除に時間一杯取組む事を君たちに勧めます。頑張れ,志布志中生! 今日は,『8時5分生徒玄関通過,8時10分着席』100%を今学期初めて達成することができました。通算23日目です。目指せ30日。