Skip to content

令和元年11月7日『地域へ目を向けよう』

 先週末,地域のクリーン大作戦に参加し,君たちが登下校に使っている約8kmの通学路のごみ拾いを行いました。
 当日は,ごみを拾いながら歩いたので約1時間30分もの時間を費やしてしまいましたが,たばこの吸い殻や,紙くず,ビニール袋,そしてペットボトル,ビールやコーヒーの空缶等,家に帰り着いた時には3個の資源ごみの袋が一杯になっていました。
 クリーン大作戦に参加し,時間が過ぎる毎に増えるごみを見ながら,「なぜ,たばこの吸い殻が,なぜ,空缶が道路に落ちているのか」と考えさせらました。
 昨年も県内のある中学校の生徒会が,「歩いて登校」と「地域の美化活動」の一環として,週に1日,全校生徒がコンビニ袋にごみを拾いながら登校していることを紹介しましたが,覚えていますか。
 紹介した中学校の生徒たちは,歩いて登校したり,自転車で登校することで,自分たちの住む街の課題に気付き,中学生でも社会に貢献できる事があるのではと考え,活動を校内から校外へと広げることができたのです。
 先日,「学習や生活に関するアンケート」を実施したところ,5割以上の生徒が『地域や社会で起こっている問題や出来事に関心が無い。地域や社会を良くするために何かしようと考えたことがない』と答えていました。
 歩いて登校したり,自転車で登校すること,つまり「自力登校」は,君たちが「地域や社会」の問題に気付くチャンスなのです。
 ぜひ,車での送迎「DOOR to DOOR」ではなく,途中で車を降りて1kmでも500mでも歩いて登校してみませんか。