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令和元年10月25日『「場を清める」とは「心を整える」事』

 「学校が,明るいですね」。この言葉は,先日,志布志中を訪問された高等学校の校長先生が校長室に入られて最初に言われた言葉です。
  今,学校に入ると,校門前のプランターに色とりどりの花が咲き乱れ,自転車小屋には整然と自転車が並び,校舎内にゴミや紙くずが落ちている情景を見かけることが少なくなりました。
 この事は,君たちが,生徒会を中心としたボランティア活動や週3回しかない清掃活動に一生懸命取り組んでいる証だと思います。
 『場を清める』の「場」とは,生活環境のことであり,心と体が存在する場所のことを表し,「衣・食・住」の全てをまとめて「場」と表すと言われています。。
 つまり,『場を清める』とは,心と体の状態を整えるために「場」を整えることであるという事を私たちに教えてくれている言葉だと思うのです。
 ある僧侶の方が,「お坊さんになるまでは掃除が嫌いで嫌いで仕方ありませんでした。しかし,お寺では,お経を読むことよりも,まず掃除を一生懸命にすること教えられてます。掃除は,その場所をきれいにするためだけではなく,自分自身の心を整えるためにするものだという事を教えられるのです。そして,毎朝の掃除によって,掃除に対する考えが変わりました。」と言われています。
 『場を清める』ことは,『心を整える』事と捉え,これからも今まで以上に清掃活動やボランティア活動に取り組んでくれることを心から期待しています。        今日は,「8時5分生徒玄関通過,8時10分着席」100%15日目を達成しました。