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令和元年9月24日『安心して思いが伝えられる環境を』

 9月20日に全学年の学年弁論大会が行われ,各学級から選ばれた代表者が体育館のステージに立ち,大きな緊張感と闘いながら必死に発表する姿に心を打たれました。
 当日,各学級から選出された2名の代表者は,「体験から学んだこと」「支えになっている言葉」「将来の夢」「本から学んだ事」「命の大切さ」等について,自分の考えを六百字前後にまとめ,具体的な事例を交えながら堂々と発表してくれました。
 大宮エリーさんの言葉に『せっかく生まれた思いだから それは確認してもらったほうがいい 誰かに 感じてもらったほうがいい
誰かと 共有したほうがいい 誰かにその思いの存在を 認めてもらったほうがいい』と言う言葉があります。
 また,大宮さんは,『「思い」は生ものみたいなもので,伝えなければ形として残ることこともなく,「無かったもの」になってしまう。でも,人は,誰かに伝えてもらった「思い」でできているなあと強く思うんです。』とも言われています。
 人に自分の考えや思いを伝えることは非常に難しいことですが,聞き手が,うなづいてくれたり,同調してくれる等の雰囲気を創ってくれると安心して伝えやすくなるものです。
 これからは,弁論大会という特別な場だけでなく,誰でも「安心して思いが伝えられる」環境を学級に創っていくことが,一人一人の表現力を高めるだけでなく学級の絆を創る事につながると思っています。勇気を出して自分の思いを伝えてみてください。