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8月1日『有意義な夏休みに』

 おはようございます。夏休みが始まって約2週間が過ぎましたが,どんな夏休みを過ごしていますか。
 この長い夏休みが,充実したものになるかどうかは,夏休みが始まってからの2週間の生活で決まるとも言われています。「まだ明日があるから」,「あと何日あるから」と思っている人にはすぐに2学期の始業式がやってきます。
 この2週間を振り返ってみて,計画通りに進んでいない人は,今日が再挑戦のチャンスの日です。1学期末に担任の先生方が君たちに贈って下さった「2学期の飛躍を期待しています。」と言う言葉を実現するためにも,気持ちを入れかえて再スタートしてください。
 さて,昨年度も8月1日の出校日に話したのですが,これから8月6日,9日,15日というとても大切な日を迎えます。何の日か分かりますね。
 今,君たちが安心して生活できるのは,君たちの祖先の方々を含めた多くの方々が現在の生活の基盤を築いて下さったからです。特にお盆は,そういう祖先の方々を敬う大切な時でもあります。ぜひ,家族の方々と共にそういう時間を大切にしてください。
 また,この時期になると必ず,「平和の大切さ」をテーマとしたドラマやドキュメンタリーが放映されます。「平和の尊さ」を考える意味でも,ぜひ,家族の方と一緒にみて,語る時間を作ってください。
 最後になりましたが,この2週間の中でうれしい事と寂しい事がありました。寂しい事は,夏休みになって部活の登下校中にシャツを出している生徒をよく見かけるようになったことです。地域の方々は,私以上に君たちのちょっとした変化に気付かれ「大丈夫ですか?」という心配の声をかけて下さいます。たぶん「気持ちのゆるみが服装の乱れ」として表れているのだと思います。考えてみください。
 うれしかったことは,数日前に学校近くの横断歩道を渡ろうとしている生徒を見かけられた地域の方が,車を停められたところ,横断歩道を渡り切った生徒が深々とお辞儀をしてくれ,とても気持ちが良かったというお電話を頂いたことです。
 君たち一人ひとりのちょっとした振る舞いが,地域の方々を喜ばせたり,心配させたりするものです。
 あと,夏休みも30日余り,ぜひ,多くの喜びや感動を地域の方々にプレゼントしてください。期待しています。