Skip to content

令和元年5月22日(水)『人は,人よって成長する』

 私は,自分自身を振り返って見ると,時や場・相手によって態度を変えてしまい,「しまった」と後悔した経験がたくさんあります。
 例えば,初めて会う人と,いつも身近にいる人とでは接し方や話し方・態度が異なる事があるのですが,君たちはどうですか。
 このように時や場によって言葉遣いや振る舞いを変える事は,相手を尊重し,その場の雰囲気を創り上げる効果もあります。しかし,相手によって自分の態度を変える事が,相手や周りの人に「嫌な思い」をさせてしまう場合もあるのです。
 では,人によって態度を変え,相手や周りの人に「嫌な思い」をさせてしまうのはなぜでしょうか。
  人は,時として「この人と付き合う事はメリットがある」,「この人と付き合っても何もメリットがない」と考え,その思いが態度や言葉・表情に表れてしまう事があります。
 しかし,人は人と接する事で多くの事を学び,多くのものを得るものです。「人は,人よって成長する」という言葉もあります。表面的な事やその場の損得で態度を変えてしまう事は,実は得をしたのではなく,信用という大事なものを失っている事が多いものです。
     誰に対しても変わらない態度で接する事は人としてとても難しい事ですが,誰にでも公平に接することが『信用』という掛け替えのないものを得る近道なのです。    今日は,『8時5分生徒玄関通過,8時10分着席100%6日目達成』でした。