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平成31年2月26日(火)『挨拶は相手の「心の扉」を開く』

 先週,地域の方から学校に「夕方,家の前で作業をしていたら,後ろから大きな声で『こんにちは』と声が聞こえたので振り返ると,男子中学生がお辞儀をしてくれていました。今まで,こんなに元気な声で挨拶をされたことが無かったので,うれしくて電話をしました。」というお電話を頂きました。
 正直,最初「地域の方から」と聞いた時には,「何かあったか」と考えてしまいましたが,お話を聞くと嬉しくて嬉しくて跳び上がりたいほどでした。
 『挨拶は,活力の交歓。挨拶は,大きな声で。挨拶は,自分から先に。』という言葉があります。また,『「挨拶」とは何か,それは「心を開いて相手に迫る」ということである。』という言葉もあります。
 今回,地域の方に挨拶をしてくれた男子生徒は,多分勇気を振り絞って『「大きな声で」「自分から先に」,そして「心を開いて」』挨拶をしてくれたのだと思います。
 そしてその挨拶が,永年この街に住んでいらっしゃる地域の方に大きな感動を与え,「中学生」に対するイメージを変える働きと地域の方の心を開く役割を果たしてくれたのです。
 1日は,挨拶からすべてが始まります。そして,大きな声で挨拶すると,相手の『心の扉』が開く音が聞こえてきます。会釈は『心の扉』をノックするだけで,『心の扉』を開く力はありません。
 君たちが登下校する途中には,多くの地域の方々が君たちの安全な登下校を見守って下さっています。ぜひ,勇気を振り絞って『「大きな声で」「自分から先に」,そして「心を開いて」』挨拶をしてみてください。きっと,地域の方々も君たちに大きな何かをプレゼントしてくださるはずです。そのためには,まず第一歩として「自力登校」に挑戦してみましょう。