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平成31年2月21日(木)『優しい言葉がこだまする学校』

 『時間ほど浪費しやすいものはなく,時間ほど貴重なものはない。』という言葉があります。当たり前のように身の回りにあり,何気なく使っている時間は生活する上で大切であると分かっているのに,つい浪費してしてしまうものです。
 この「時間」という文字を「言葉」に置き換えることはできないでしょうか。『言葉ほど軽く発してしまいがちなものはなく,軽く発した言葉ほど重たく感じるものはない。』どうですか。
 深く考えることもなく,何気なく発した言葉が,友だちを傷つけてしまったという経験はありませんか。LINEやSNSなどで軽い気持ちで書き込んだ「文字」が,自分の意図とは違った形で友達に伝わり,その相手にだけではなく関係ない人たちにも広がってしまい,自分が軽い気持ちで発信した「言葉」の重さを痛感した人はいませんか。
 『言葉』や『文字』は,私たちの身の回りに当たり前のようにあり,生きていく上でなくてはならないものです。私も中学生時代,友だちに軽い気持ちで話した事が,次の日に学校中に広まり,最も大切な友だちを傷つけて,自分の発した言葉の重さを痛感し,人を傷つけないためには「何も言わない」事が一番だと考え,高校を卒業するまで人前で話をすることができなくなった経験があります。
 『言葉』は,自分の想いや考えを伝える大事なツールです。そして,周りの人を励まし勇気づける道具です。
 昨日も話しましたが,「言葉は,こだまする。」と言われます。
『「ありがとうございます。」等の優しい言葉がこだまする学校』をみんなで創っていきましょう。