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平成30年12月13日(木)『ちょっとした心遣いから始めてみませんか』

 今日は,以前も紹介したのですが,ある女子中学生の『「自由」について』という作文を紹介します。みなさんも一緒に考えてみてください。
『「自由」という素敵な言葉は,字の通り素晴らしいものである。しかし,自分の行動には責任を持たなければならない。勝手気ままに自分がやりたいことをすれば,他人に迷惑がかかったり,何かを犠牲にしなければならなくなる。果たしてそれを「自由」と呼べるのだろうか。
「自由」という言葉を聞くと私達は,どうしても現実離れした発想が次々と浮かんでくる。しかし「仕事をやめてどこかで遊びたい」とか「勉強から解放されい」などというのは,「自由」ではなく「逃避」だ。逃避には何の意味もない。
 自由であるということは,自分の行動に責任を持ちながら自分のやりたいことを実行することだと思う。自由の前提には責任があることを忘れてはならない。』
 どうですか。友だちの行動を見て,もう少し,周りの視線や周りの人の気持ちに気付いてほしいなと思ったことありませんか。
 本を読んでいる友達のそばで話を始めたり,大きな声で笑ったりする人,掃除時間開始を知らせる予鈴が鳴り,掃除場所へ移動しなければならないのに,集まって話を止めない人たち,「授業開始2分前です。席について下さい」という放送が流れているのに廊下で楽しそうに話をしている人たち・・・・。お願いだから,周りの人の気持ちに気付いてと思ったことはありませんか。
 人は,決して一人では生きていけないのですから,「周りの人に迷惑をかけないようにしよう。」「人に嫌な思いをさせないようにしよう」と気遣うことで,人は成長していくのではないでしょうか。ちょっとした心遣いから始めてみませんか。