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平成30年11月30日(金)『心の準備』

 3年生は,今週,人生初めての進路選択である高校受験へ向けての「三者面談」が行われましたが,『心の準備』を整えて三者面談に臨みましたか。
 君たちの中には,6月から7月にかけて部活を引退したことをきっかけに夏休みごろから受験モードに切り替わったという人もいたかもしれません。
 しかし,中には「11月の実力テストが終わってから考えよう」とゆったりと構えていた人もいたかもしれません。
 では,高校受験への『心構え』とはどんなことだと思いますか。 まずは,受験校を決めることが心構えの第一歩です。先日行われた「進路説明会」でも話をしましたが,君たちが決めるのは,進学校ではなく,受験校なのです。希望する高校に進学できるかどうかを決めるのは高校なのです。
 次に,受験校が決まったら,その高校の受験科目や問題の傾向について調べることです。受験校の入試問題について知っているのと知らないのとでは大きな違いが出てきます。また,受験校に進学している先輩たちからその高校の授業や部活動,学校行事,進路先等について聞いてみることも大切です。そういう受験校に関する情報を集めることで自然と受験勉強への意欲も増し,計画的に受験勉強を進めることができるのです。
 最後に,高校受験には必ず個人面接や集団面接などの「面接試験」が実施されます。時間的には,長くても5分程度ですが,「なぜこの高校を受験するのか」「この学校で何を勉強しようと思っているのか」「将来どんな仕事につきたいと考えているのか」等質問されるだけでなく,君たちの身だしなみや態度なども評価されることになります。「その日だけ,しっかりすれば」等と考えていると,日ごろの姿を見透かされてしまうケースもよくあるものです。
 これから約2か月で私立高校入試,約3か月で公立高校入試となるので,「受験勉強」「身だしなみ」,そして「時を守る」事など『心の準備』を進めてください。