平成３０年１１月２８日(水)『挑戦－無言清掃』

　新生徒会が今週からスタートし，旧生徒会に引き続いて毎朝，肌寒い中，多くの生徒たちが「ほうきの目運動」や「ごみ拾い運動」「挨拶運動」に参加する姿を見ると心が温まる思いがします。
　また，昨日から新しい担当場所での掃除が始まりました。多くの人たちが前期とは違った場所の掃除を担当することになった事だと思いますが，昨日は時間一杯取り組むことができましたか。
　志布志中学校では，１0分間の清掃活動が週３回しかありません。毎日掃除ができれば，計画的に掃除が進められ，美しい環境を維持することができるのですが，週３回の清掃では全ての教室や廊下をきれいに掃除をすることは，決して簡単な事ではありません。
　全校生徒一人ひとりが，自分の担当場所を時間一杯隅々まで取り組んで，やっと美しい環境を創り上げることができるのです。
　私は，校長室を担当している生徒と一緒に掃除をしながら校長室から見える場所で掃除をしている君たちの様子を見るようにしています。
　先生たちと一緒に黙々と掃き掃除や拭き掃除をしている姿は美しく，心を打たれるものがあります。しかし，時折「頑張っているか。」「まだ，時間が残っているよ。気張らんか。」と励ましたくなる生徒の姿を見ると心が痛みます。
　君たち一人ひとりが，わずか１０分間一生懸命掃除に取り組んでくれたら，君たちが使う教室や廊下，トイレ等がゴミ一つ無いように綺麗になります。そして，君たちの頑張りによって落ち着いた学習環境を創られることで君たちの心が磨かれていくのです。
　志布志中学校は，「無言清掃」を目指しています。君たちが，掃除を知らせる予鈴とともに担当場所に移動し，無言で時間一杯掃除に取り組む姿が校内全ての場所で見られるようになる日を心待ちにしています。