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平成30年5月25日(金)

 『ちょボラ』という言葉を昨年紹介した事がありましたが,覚えていますか。『ちょボラ』とは,ちょっとしたボランティアの事を表した言葉です。
 ボランティアと言えば,「むずかしいもの」「特別なもの」と考えられがちですが,もっと気軽で身近なものとして「自分にもできること」「関心のあること」から始めてみようという呼びかけで,2001年に始まったのが『ちょボラ』です。
 今,君たちが生徒会の呼びかけで行っている「ほうきの目運動」や「あいさつ運動」,「ゴミ拾い運動」も朝の時間を利用して気軽にできる『ちょボラ』です。
 先日の休み時間に「男子生徒がトイレの前でしゃがみこんでいるのでどうしたのかな」とある先生が近寄って行くと,トイレのスリッパを並べているところだったという話を聞きました。その男子生徒は,授業開始を知らせるチャイムが鳴る前のほんの短い時間を利用して,次にトイレを使う人が使いやすいようにスリッパを綺麗に並べてくれていたのです。
 これは,『ちょボラ』の1例ですが,君たちの身の回りにも何気ないボランティアをしている友だちはいませんか。ぜひ,『ちょボラ』を見かけたら,教えてください。
 君たちの身の周りには,「ゴミを拾う」とか「机を並べる」とか「友達の手伝いをする」,「元気のない友達に声をかける」等のように簡単にできる『ちょボラ』があふれています。そして,その『ちょボラ』は,誰にでも,いつでも,どこでも,何回でも簡単にできる事だと思います。
 ぜひ,君の『ちょボラ』が,学級の『ちょボラ』に,そして,学年の,志布志中の『ちょボラ』へと大きな輪となって広がり,志布志中の今年の流行語になってくれればと願っています。