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平成30年3月22日(木)

 今日は,金子みすゞさんの『こだまでしょうか』 という詩を紹介します。以前,ACジャパンのコマーシャルで映像と共に流された詩です。
「遊ぼう」っていうと  「遊ぼう」っていう。
「ばか」っていうと  「ばか」っていう。
「もう遊ばない」っていうと 「遊ばない」っていう。
 そうして,あとで  さみしくなって,
「ごめんね」っていうと  「ごめんね」っていう。
 こだまでしょうか, いいえ,だれでも。
 人は,優しく話しかけると,優しく相手も答えてくれます。このように,自分が発した言葉によって,相手から返ってくる言葉も変わるものです。
 それはまるで「こだま」のようでもあります。「あれ,こだまなのかな」と自分自身に問い掛けてみると,「いや,ちがう,誰もがそうなんだ」と気付かされた情景を表しています。
 人は,一言で傷付いたり,一言で,笑顔になったりするものです。自分が優しく話しかければ,相手も,おだやかに優しい言葉や表情を返してくれる。言葉は,魔法の道具です。
 この1年間,君たちの表情の変化を見ていると,本当に笑顔が増え,表情が穏やかになってきている事に気付かされる事が度々あります。
 この金子みすゞさんの詩が,更に君たち一人一人の優しい言葉による会話や豊かな友人関係をつくるきっかけになることを願っています。
「遊ぼう」っていうと  「遊ぼう」っていう。
「ばか」っていうと  「ばか」っていう。
「もう遊ばない」っていうと 「遊ばない」っていう。
 そうして,あとで  さみしくなって,
「ごめんね」っていうと  「ごめんね」っていう。
 こだまでしょうか, いいえ,だれでも。