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平成30年2月27日(火)

 今日は,草花の「花」,信じるの「信」,南風の「風」,この三つの漢字を手の平に書いてみてください。
 この「花」「信」「風」と書いて「かしんふう」と読みます。では,「花信風」とは,どんなものでしょうか。
 『花信風』は,中国では,季節の風が虫の生命を動かすと考えられていたそうです。また,風は虫の命を操るだけでなく,草木に季節を知らせ,それぞれの花を咲かせるものとも考えられていたようです。そして,このように「季節」を知らせ,「命」を呼び起こす風のことを花信風と呼んでいたそうです。
 そこで,進級,進学を前にしたこの時期にもう一度中学校生活を振り返ってほしいと思います。
 君たちは,1年前,新しい学年に進級して学校生活にも十分に慣れて楽しくこの一年間を過ごしてきた事だと思いますが,一人一人が,そして学級,学年,学校全体が,お互いに花信風になれていたでしょうか。仲間が何かに頑張ろうとしているときに「頑張れ。」と励ましたり,支えたりする関係ができていたでしょうか。また,一人一人が「頑張りたい。」という気持ちになれるような温かい雰囲気を作れただろうか。そういう雰囲気こそが学級に,そして学年に学校に吹く花信風だと思います。
 417名の君たち一人一人みんな違います。色々な場面で得意なものもあり,そうでないものもあるので,活躍する場面もそれぞれ違います。そんな一人一人が集まって学級,学年,学校という小さな社会ができているのです。
 本年度残された1ヶ月,417名が,それぞれの個性を生かして「頑張ろう」という意欲を持ち,そして,その意欲を他の友だちが温かく支えていく雰囲気『花信風』を学校全体に吹かせ,いろいろな色の花を咲かせくれることを心から期待しています。